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引きこもり対応ハウツー本『働かない息子・娘に親がすべき35のこと』

書籍の紹介

『働かない息子・娘に親がすべき35のこと』
二神能基・畠中雅子 監修
2013年12月 アース・スター エンターテイメント 刊

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Amazon.co.jp: 働かない息子・娘に親がすべき35のこと : 二神能基, 畠中雅子: 本

定価1,400円 (ニュースタートに在庫なし)

内容

この本は、親の価値観を見直してもらう「知ってもらうべきこと」、自立に向けた具体的アプローチを説明する「実践すべきこと」、親亡き後の子どもの生活設計に関する「準備してもらうこと」の3章から成っています。
1章と2章が二神能基、3章がファイナンシャルプランナー畠中雅子さんの監修です。

ハウツー本らしく、35個の項目ひとつひとつは、3~5ページに短くまとめられています。
項目ごとに問いかけ文があり、気になる項目や、ドキッとした項目などから読むこともできます。

ニュースタートの寮生は、20代30代中心です。
畠中さんは「サバイバルプランを準備する目安は40歳」と書かれています。
子どもが30代までなら1章と2章を、40代以上なら1章と3章を中心に読んでいただくといいでしょう。

子どものニートや引きこもりで悩む幅広い親御さんにとって、参考になる項目が必ずある本です。

目次

第1章  ●息子・娘のために親が「知っておくべき」こと 二神能基
 1  子どもの「不安の根っ子」をつかむ
     「甘えて怠けているだけ」と決めつけていないか?
 2  親と子では「仕事の価値観」が違うことを認める
     高度成長期と同じ頭で考えていないか?
 3  「父親の生き方は時代遅れ」であることを知る
     自分が必死に働いてきたから今があると思っていないか?
 4  子どもは「21世紀型の人類」であると認識する
     子どもの先行きを悲観していないか?
 5  「親子だからわかり合える」は幻想と知る
     これまでの「いい子」は親に合わせてきただけではないのか?
 6  「正社員になれ」ではなく「幸せになれ」
     わが子に「正社員になれ」と迫っていないか?
 7  「仲間」「働き」「役立ち」で自立支援する
     仕事だけで自己実現させようと思っていないか?
 8  「理想」を求めて親が頑張りすぎない
     親の「正解」を子どもに押しつけていないか?
 9  親世代の「結婚の常識」を捨てる
     年収200万で結婚は無理だとあきらめていないか?
 10 子どもに「助けて」とお願いする時代が来たことを知る
     働かない子どもを一方的に救ってあげようと思っていないか

第2章  ●息子・娘のために親が「実践すべき」こと 二神能基
 11 「五つの心構え」を身につける
     問題解決を焦っていないか?
 12 まずは親が「子離れ」する
     自立を促しながら子どもの足をつかんでいないか
 13 「子どもの奴隷」にならない
     部屋まで食事を運んでいないか?
 14 一年過ぎたら「自宅から出す」
     わが子の意思を尊重すべきと考えていないか?
 15 「ひとり暮らし」をさせるか「寮」に入れる
     親元で再出発を目指していないか?
 16 「ノー」「ノー」「ノー」「イエス」作戦をとる
     子どもの「ノー」をそのまま受け止めていないか?
 17 「生きる喜び」を体験させる
     子どもを家に閉じ込めていないか?
 18 「自分の足」で歩かせる
     子どもが自らの道を決めることに口を出していないか?
 19 安易に「病院」に連れて行かない
     病院に落とし穴があることを知っているか?
 20 「一番嫌でない仕事」から始めさせる
     「やりたいことを見つけろ」と迫っていないか?
 21 「この程度でも大丈夫」という価値観を共有する
     親が構えて肩に力が入りすぎていないか?
 22 「複数の支援」を組み合わせる
     一つの支援に完璧を求めていないか?
 23 「婚哲」「婚育」「婚活」を応援する
     「結婚は自立してから」と決めつけていないか?

第3章  ●息子・娘のために親が「準備しておくべき」こと 畠中雅子
 24 「サバイバルプラン」を作る
     親亡き後、子どもの将来を悲観していないか?
 25 子どもの年齢「40歳」を目標にプランを立てる
     「お金がない」とすべてをあきらめていないか?
 26 「資産」を洗い出し、「合計額」をはじき出す
     預貯金から株式、保険までを把握しているか?
 27 「不動産」の評価額を把握する
     持ち家が子どもの負担になることを知っているか?
 28 「家計の収支」を把握する
     子どものことで家計がおろそかになっていないか?
 29 「子どもにかける費用」に上限を定める
     言われるままにお金を渡していないか?
 30 親亡き後の「生活費」を割り出す
     子どもに毎日食事を用意していないか?
 31 親亡き後の「サポート体制」を考える
     ほかの兄弟姉妹が味方になってくれるか?
 32 「生命保険」で確実に本人に資産を遺す
     遺言書があるからと安心していないか?
 33 「減築」するか「賃貸併用住宅」に建て替える
     子どもがひとりで暮らす住まいは確保できているか?
 34 住み替えるなら「介護」までを視野に入れる
     この先、自分の体のことも考えているか?
 35 子どもに「ひとり暮らしの準備」をさせる
     手続きや買い物を代わりにしてあげていないか?

購入方法

『働かない息子・娘に親がすべき35のこと』は、ニュースタート事務局に在庫がないため、販売しておりません。
Amazonのリンクより中古品をご購入いただくか、図書館などでお探しください。

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ニュースタート事務局では、ニート・引きこもりの解決のために、あなたの息子さん・娘さんに最もよいと思われる方法を、豊富な経験からご提案いたします。