八方ふさがりだった我家の現状に行動を起すきっかけ―20代・5年ひきこもり

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 当事者の性別:男性
  • 当時の年齢:20代
  • ひきこもり期間:5年
  • 卒業時期:20~30年前
  • 回答者:母

ニュースタート事務局の支援で良かった点は

香川県の親の会「オリーブの会」を通じて、「ニュースタート」の講演会に参加しました。

八方ふさがりだった我家の現状に行動を起すきっかけとなりました。

息子と二人、新幹線、JRを乗り継いで「ニュースタート」に向った事が記憶に残っています。

3ヶ月と少しお世話になったと思いますが、その中で友人とよべる人も出来、引っ越しを決めた際も手伝ってもらった様でした。

活動開始から30年以上、沢山の若者が巣立った事でしょう。

改めて、敬意を申し上げます。

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

まだ「ひきこもり」という言葉が理解されていない30年前にくらべれば、認知度もあり話題にもできるようになりましたが、日本という国がらか、まだまだ閉鎖的な考えの方達もみうけられます。

不登校→ひきこもり等、関係が深い出来事に親だけでなく学校やその関係者も問題意識を持って取り組んで欲しい

又、側面的に国や県が支援団体等の取り組みを応援して制度化し、氷河期世代の若者の多くが就職難で年金の少ない世代だと思うので、今からでも対策を練って援助して欲しい。

その他メッセージ

現在、関東で社会生活を送っています。

今までかかわってくださった人達のおかげで現在の暮らしが出来る事に感謝しています。

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ニュースタート関連書籍は、現在19冊あります。1冊1冊の内容紹介と購入方法をご覧いただけます。

執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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