小学校の時から10年程家にいました―10代・10年ひきこもり

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 当事者の性別:男性
  • 当時の年齢:10代
  • ひきこもり期間:10年
  • 卒業時期:10~20年前
  • 回答者:母

ニュースタート事務局の支援で良かった点は

小学校の時から10年程家にいました

市の相談や親の会等にも参加しましたが、子供によっていろいろなケースがあると思い、納得できない所もありました

このままでは家から出る事ができなく年齢を重ねるだけになってしまうのでは、と思っていいたところに、ニュースタート存在を知りました。

家に来て、直接働きかけてもらい、無理にではなく、本人の気持ちが動くようにして頂いたと思います。

ニュースタートに行ってから、高校の勉強をする機会を与えてもらったり、他の方との関わりを持てたり、本人にとっては成長できたと思います。

現在はアルバイトをしながら、家には頼らず、1人で生活しています

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

当時はどうしていいかわからず、10年程家に居てしまいましたが、もっと早い段階で家族だけでなく、他の方の力も借りることができていたらと思います。

ひきこもりの時間が長くなる程、ますます外に出られなくなってしまうのではと思います。

又、学校や職場以外に居場所が、近くにあればと思います。

学校や役所に相談しても、民間の情報を教えてくれる事はありませんでした

もっと官・民で情報を共有できていたら、選択肢も増えるのではと思います。

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執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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