「ぼくもつらかったけど、あんたらもつらかったやろう」-30代・1年ひきこもり

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 当事者の性別:男性
  • 当時の年齢:30代
  • ひきこもり期間:1年
  • 一人暮らしの部屋でひきこもり
  • 卒業時期:0~10年前
  • 回答者:母

ニュースタート事務局の支援で良かった点は

ひきこもりになって1年がたち、どうしていいかわからずにいました

市の社会福祉の方病院に相談しても、「本人を連れて来ないとだめ」と言われていました。

市の社会福祉課の女の人が「お話だけでも聞きます」と言ってくださって、その時に市の保健所の方がいろいろなひきこもりのパンフレットを持って来ていて、その中にニュースタートのを見つけたのが始まりです。

信じて背中を押せ

ここだと思い、主人と2人で、リモートの様子などをみて、ニュースタートさんに連絡しました。

家族が関わっているなら支援が必要ですよと受けてもらって、ほっとしました。

レンタルお姉さんに足をはこんでもらいましたが、最初は出合ってくれなくて

ニュースタートさんから「出合わないと私たちからのあなたへのお金を止める」提案で、その後はすぐに出合ってくれて

1年もならない内にニュースタートさんの寮に入り

入った時はわがまま息子のためごめいわくをかけましたが、1年ならずに就職が決まりました

ニュースタートで2年ぶりに息子に出合った時は、なんとも言えないうれしい気持ちでした。

ぼくもつらかったけど、あんたらもつらかったやろう」の言葉です。

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

どうかわかりませんが、今は昔とちがい一人っ子が多く親が手をかけ過ぎるのかなあとも思います。

小学校でも昔はリレーと言えば足の速い子が出ていましたが、今は全員リレーと少し競争心がないのかなあと思いますが。

勉強の方はよい学校に入るために親は必死の所もあり。

なぜか勉強だけ出来たら良い子・偉い子みたいな所があり。

私達の時の様なガキ大将がいない様な気がします。

自分にほこれる物があって、それがダメになった時、立ち直れるために身につけるものが必要なのかなあと思います。

とりとめのない文章になりました。

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執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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