「ひきこもりも一つの生き方」という捉え方は疑問、それで幸せを感じているのか?

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 情報非公開

ニュースタート事務局の支援で良かった点は

年代の近い若者が介入者となり接してくれた事が、自立への大きな助けになったと思います。

また寮に入ってからの子供の様子を手紙でお知らせ下さり、安心材料の一つでした。

子供に対して担当者がついているということは、これも大きな安心材料の一つでした。

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

「ひきこもりも一つの生き方」という捉え方は、疑問に思います
ひきこもっている方は、それで幸せを感じているのでしょうか
恐らく感じていないのではと思います。
本当は自分に合った程度の、社会との繋がりを欲しているのではないでしょうか。

また「まず親子の対話を」は、親子の対話から入るのは至難の技と思います。
ひきこもる前、親子の関係が希薄になってきたなあと思った頃に、親子関係を修復しようとするのであれば、ある程度は上手くいく可能性もあると思いますが。

それよりも、子供が外に目を向けるきっかけを作ることの方が、大切なのではないかと思います。
そして、一人では決して出来ませんから、ニュースタートのような介入者が必要と思います。
私自身は、ニュースタートのような介入の仕方はとても良かったと思っています。

ただ、カフェ「縁側」やパン屋さんを見せていただきましたが、もっと採算性を考える運営(つまり職業訓練の一つとして)を試みても良かったのではと思っています。
求められていない大きな視点からの回答になっていませんが、すみません。

その他メッセージ

本当にお世話になりありがとうございました。

ニュースタートとの出会いがなければ、自立はもっと遅れていたであろうと思います。

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執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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