一度レールをはずれると、元に戻すのは、至難のわざ―20代・4年ひきこもり

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 当事者の性別:男性
  • 当時の年齢:20代
  • ひきこもり期間:4年
  • 卒業時期:10~20年
  • 回答者:母

ニュースタート事務局の支援で良かった点は

家にいる事が多くなって、どうしたものかと悩んでいました所、ニュースタートの事を知って、思いきって連絡しました。

入寮するまでには、時間がかかりましたが、いろいろな方達が訪問してくださって、本人には刺激になったと思います。

家族だけでは、どうしようもありませんでした

寮生活を始めても、積極的に参加している感じではなかったようですが……。

家族以外の方達とふれ会う中で、少しずつ成長できたと思っています。

あのまま、ずーっと家にいたら、どうなっていたんだろう――

と、ニュースタートのような居場所があって、本当に良かったと思っています。

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

ひきこもりになった場合、相談する場所、居場所、支援する所等が、少ないように思われます。

どうしても世間の目を気にして、家族だけで、かかえこんでしまいがちです。

一度レールをはずれると、元に戻すのは、至難のわざです。

何度失敗してもやり直せる社会

先入観を持たず、世間の目も寛容であってほしいものです。

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ニュースタート関連書籍は、現在19冊あります。1冊1冊の内容紹介と購入方法をご覧いただけます。

執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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