主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。
レンタルお姉さんは、閉鎖的な家族関係に新しい風を吹き込んでくださいました。
1年間という長い時間をかけて段階的に無理なく信頼関係を築いてくださったおかげで、息子はニュースタートに少しずつ興味を持っていきました。
自分の意志で部屋を出て入寮を決めたことは、息子にとってとても大きな一歩となりました。
なかなか扱いの難しい息子ですが、マンション探しや心療内科受診などスタッフの皆さんがとことん付き添ってくださり、その都度息子の希望や意思を尊重してくださったのがとてもありがたかったです。
一人暮らしを始めたらなかなか事務所に顔を出さなくなった息子でしたが、寄り添うところはしっかりと、ルールは徹底して、必要な対応をしてくださり、本当にありがとうございました。
オンライン面談は、今後の方針などスタッフさん、息子、親と直接話し合って方針を共有することができ、とてもよかったです。
ニュースタートさんにお世話になり一番良かったのは、息子がいろいろな方とつながることが出来たことです。
「息子はもう孤独じゃない」ということが、息子にとっても、私たち家族にとっても、一番の喜びです。
ひきこもり状態の家族関係は、がんじがらめの膠着状態であるということが社会に理解されていないと思います。
「信じて待つ」「親子の対話」がいかに苦しく難しい状態になっているか、全くわかっていない、もしかするとわかろうとしていないのかな、とも思います。
ひきこもっている本人も、家族も、「このままでいいわけないけど、どうしていいのかわからない」という気持ちではないでしょうか。
「家族は開かれるべき」
『ニートがひらく幸福社会ニッポン』という二神能基先生のお考えに接し、どんなに救われた気持ちになったことでしょう。
ひきこもり状態の人にとって、しがらみから解き放たれて、信頼できる人と安心してつながれる場がどんなに大切か実感しましたし、その一方で、長く疑心暗鬼になって人一倍防衛本能が働くひきこもり状態の人への働きかけが、いかに難しいかもよくわかりました。
時間をかけて信頼関係が築ける環境や人間関係が必要だと思います。
行徳センターに初めて伺ったのが、つい昨日のことのようです。
二神能基先生、美紀子様、スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
どうぞお元気で!
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認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。
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