親が諦めないで、自立をうながす働きかけを続けること―20代・7年ひきこもり

主にお子さんが自立を果たした卒業生の親御さんに、質問をお送りしました。
特に2問目は、「自立ではなく自律」「多様化(ひきこもりも1つの生き方)の受容」「まず親子の対話」というひきこもり支援の現状の中で、何が本当に必要と思うかを、「子のひきこもり解決」を経験した立場からお答えいただきました。
私たちの支援活動が終わっても、この経験が今後の支援全体の一助となることを願っています。

  • 当事者の性別:男性
  • 当時の年齢:20代
  • ひきこもり期間:7年
  • 卒業時期:20~30年前
  • 回答者:母

ニュースタート事務局の支援で良かった点

寮生活集団生活ができたこと。

介護、食堂、カフェ、パソコン修得等、いくつかの仕事体験の場があった。

鍋会やイベント等の催しがあり、その責任を持たせてもらった

これからのひきこもり支援に必要だと思うこと(社会への提言)

ずっとご苦労されている皆さんにとっても、なかなか大変なことだったと思いますが、

親が諦めないで、子どもの特性や興味をさぐり自立をうながす働きかけを続けること、

親が元気なうちは良いが、経済的に困窮したり、生命維持も難しくなるので、仕事体験の場を増やし、背中を押すことが大事たと思う

その他メッセージ

お蔭様で地元に帰ってすぐに働き始めましたが、ゆっくりの歩みでやっと正社員になり元気に過ごしております

父親が亡くなりましたが、その後のいろいろな始末もやってくれて頼もしくなりました

一人者ですので老後が心配ですが、これから地域の方々との交流を増やしていっておだやかに暮らしていってほしいと思っています。

皆様、素晴らしいご活動、本当にありがとうございました。

どうぞお元気でお過ごしください。

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執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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