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引きこもり解決オンライン講演会 アンケート結果

ニート・引きこもり解決オンライン講演会 「信じて待つ」をやめる

ニート・引きこもり解決オンライン講演会『「信じて待つ」をやめる』の再放送配信を、先日実施いたしました。
150名ほどの方にご視聴いただきました。
ご覧くださった皆様、ありがとうございました。

その後お送りしたアンケートメールにも、50名近い方からご返答をいただきました。
その内容をまとめるとともに、ご質問にもここでお返事していきます。

保護者の方からのご感想

信じて待つのではなく、信じて背中を押す

まずは、保護者の方々からいただいた感想です。

信じて待つを心がけていましたが、
もっと働きかけをした方が良いのだなと思いました。

待たずに、すぐ行動に移すことの重要性がよくわかりました。

改めるべき点があることに気づかされました。

見守っているだけではなく、何かできることはないかと考えます。

信じて待つのではなく、信じて背中を押す、
こちらがきっかけを作らないといつまでも変わらないのだという事が良く分かりました。

講演会の趣旨である『「信じて待つ」をやめる』、この有効性がよく伝わったと感じました。

地方、40代でも支援できる

質問には、以下のようなものが複数ありました。

地方でもレンタルお姉さんは来てくれますか?

レンタルお姉さん・お兄さんの訪問範囲は、日本全国です。地方でも訪問いたします。

40代でも立ち直った事例はありますか?

また20代・30代が中心ではありますが、50代まで支援経験はあります。40代で自立していった事例はいくつもあります。
最終的に支援可能か、うちの支援が有効かは親御さんとの面談で考えますので、地域や年齢で諦めず、まずはお問い合わせください。

夫婦の意見の一致、親子の会話は必須ではない

また親御さんから、以下のような言葉がありました。

主人と意見が一致しなくて悩んでいます。

もちろんご夫婦で意見を合わせ、一緒に解決に向けて動いてくださるのが一番です。
ですが夫婦の意見が合わないまま、母親だけで我が子を動かした事例はたくさんあります。
(残念ながら父親だけで動かすのは難しいと言わざるを得ないのですが……)

現状は子どもとコミュニケーションがうまくいっていないので、
すぐには訪問などは難しいです。

また訪問を始めるには、親子で会話できている必要性はあまりありません
そこを条件にしてしまうと、恐らくかなりのご家庭が当てはまらなくなってしまいます。
訪問が始まることを一方的に手紙で伝え、本人の返答がないまま訪問を開始し、そこから入寮し自立していった事例は数え切れません。
それどころか、親子の会話が中途半端にあるために動かせなかった事例すらあります。

「〇〇ができていないと」という条件をご自分で決めてしまわず、一度ご相談していただければと思います。
親御さんが考える支援の常識と、私たちの支援の常識は、だいぶ違うかも知れません。

支援者の方からのご感想

実際の事例だから分かりやすかった

今回アンケートにご返答してくださったのは、実は大半が支援者の方でした。
支援者の方の視聴申し込みがもともと多かった上、親御さんはアンケートに答えるのは躊躇があったというのもあるでしょう。
これほどの支援者の方に反応をいただけて、嬉しく思います。

支援者の方から多くいただいたご感想は、以下です。

やって来られた事だから、説得力があった。

実際の事例をもとに具体的に説明があったので、とてもわかりやすかったです。

支援の流れや事例など、実績が明確にわかり理解が深まりました。

実際の事例を複数お話したことで、支援内容や状況がよく伝わったと感じます。

「信じて待つ」スタンスを変えることが必要と分かった

印象に残ったことは、子どもを信じて待つのではなく、
信じて背中を押し続けて欲しいという言葉でした。

ケースバイケースですが、やはり見守るだけではダメで、
背中を強く押す必要もあると実感しました。

信じて待つ姿勢を変えることの大切さを感じました。

期限を設けて背中を押してあげるというところはとても印象に残りました。
また、当事者が後に、そうしてくれて良かったと感謝していたところが印象深かったです。

私たちも『若者を信じて背中を押す』をしていきたいと思います。

支援者の方も「信じて待つ」にそろそろ限界を感じていたのかも知れません。
待つだけで解決する事例は、どうしても絞られてしまいます。

「信じて背中を押し続ける」が、もう一つのスタンダードなやり方として浸透して欲しいという思いが長年ありましたが、やっと受け入れられ始めたという印象です。

親の覚悟が大切だと分かった

親の影響が大きいことを改めて感じました。

親が覚悟を決めることが大事なことだと感じました。

親が子離れしなくては、いけないのですね。

背中を押すのも親の務めだということが印象に残りました。

親から押して(厳しい状況にする)
そこから複数の選択肢を提示するという方法論

引きこもり3年経過した人はもう自ら動くことはない』 と断言されていたのが印象的でした。
動けない子どもなのだから、親の方から子離れを、という
強いメッセージを打ち出すことが大事だなと感じました。

親御さんに何を伝えていくのかが、家族支援では大切になります。
まさにその矢面に立たれている支援者の方に、こういった内容がストレートに伝わったのは、大きな喜びです。

対話か、子離れか

1つ目の感想は、元当事者の親御さんで、今は親の学習会を開催している方です。

ひきこもりの状況としてはよくわかりました。支援者の状態に応じた支援の仕方があると思いました。

背中を押すという話がありました。思ったのは背中を押すことは必要なことですが、その前に背中を支えて苦しさ、不安等を闇の中へいれないように気持ちを支えながら、その人に合った方法で前に進む方法を見つけて行動を起こしてみる。

初めは無理はしない。このことがうまくいったのちに背中を押してみる

対話も欠かせない一つの方法だと思いました。これは子どもと関わって思ったことです。

2つ目の感想は、元当事者で今は支援者という方です。

離れる事の重要さ、肉親だからこその話せなさ、動けなさというものを再確認しました。
第三者という緩衝材があってこそ血が通う家族というのは、そこら中に存在していると思います。
当事者の話の中に、親は相談したい相手ではなかったという言葉がありましたが、深く同意しました。

どちらのご意見も、何一つ間違ってなどいません。

ただお伝えしたいのは、このお二人の意見の違いが、解決できずに止まっている親子の関係を彷彿とさせるということです。

今後取り上げて欲しい内容

当事者の言葉が聞きたい

次に、今後取り上げて欲しい内容についてです。

当事者の皆さんが何をどのように考えているのかを、聞かせていただきたいです。

引きこもり当事者の方の当時の思い変化したきっかけ現在の思い等を伺いたいです。

引きこもりの経験した方々のその当時の心境が知りたいです

引きこもりから立ち直った方々から、当時の気持ちの変化、立ち直りのきっかけなどを聞かせていただけたらと思います。

親御さんと支援者の方に共通して一番多かったのは、「もっと当事者の言葉を聞きたい」というものでした。

私たちは「若者講演会」と題し、寮生や卒業生に直接話をしてもらう場を年2回ほど設けています。
その抜粋を過去のブログに掲載しています。
下記リンクの自立支援コラムの、カテゴリー「当事者のことば」をお読みください。

→自立支援コラム「当事者のことば」へ

支援で大切にしていることが知りたい

レンタルお兄さん・お姉さんの支援内容や支援時に大切にしている視点などを具体的に伺いたいです。

レンタルお兄さんお姉さんはどのような人がされてるのか知りたいです。

支援するときの心構えや態度・姿勢

私たちの支援の考え方に関する質問も複数いただきました。
これは書籍「コンビニは通える引きこもりたち」の第3章でかなり説明しています。
ぜひ書籍をご購入いただければと思います。

Amazonページ https://www.amazon.co.jp/dp/B08H4Z7Z1V?ref_=k4w_oembed_l0EEM9sd44eqIt&tag=kpembed-20&linkCode=kpd

失敗事例を聞きたい

その他、次回紹介して欲しい事例として、様々なご要望をいただきました。
遠方に訪問した事例、長くかかった事例、女性の事例、資格取得を目指すと言い続ける事例、就労後に発達障害が分かった事例、ゲーム依存のような事例など、多岐にわたります。

中でも多かったのは、「失敗事例を聞きたい」というものでした。
これは今後前向きに検討していきたいと思います。

講演にお伺いします

今回多くの支援者の方が、「これからももっと勉強していきたい」といった内容を書いていらっしゃいました。
「悩んでいる親御さんにこの内容を届けたい」といったものもありました。

もしご希望があれば、勉強会や講演会に講師としてお伺いすることも可能です。
今回少し流した、当事者のインタビュー映像をその場で流すこともできます。
よろしければお声がけください。

最後になりますが、たくさんの方のご視聴、そしてアンケートへのご協力、ありがとうございました。

認定NPO法人ニュースタート事務局 久世

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執筆者 : 久世 芽亜里(くぜ めあり)

久世芽亜里

認定NPO法人ニュースタート事務局スタッフ。青山学院大学理工学部卒。担当はホームページや講演会などの広報業務。ブログやメルマガといった外部に発信する文章を書いている。また個別相談などの支援前の相談業務も担当し、年に100件の親御さんの来所相談を受ける。

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