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(2) ニートは幸せであるべき─葉梨はじめさん

「ニート的感性な言葉たち」連載2回目は、2017年からニート祭りに来てくださっている葉梨はじめさんのお言葉です。

山奥ニートの葉梨はじめさんの言葉

ニートって幸せであるべきだと思うんですよ。

本来楽しいはずなんですよね、ニートって。
だって一日中好きなことしてられるんですから。

でもそれを自分で自分を責めちゃって、楽しんだらいけないみたいになるじゃないですか。
なんかそれもったいないんで…。自分を責めていくのはもったいないと思いますね。

楽しくないニートは良くないと思います。

葉梨はじめさん(32) 2017年「ニート祭り」の言葉より


コメント

“山奥ニート”として知られる葉梨さんが初めてニート祭りに登場したときのこの言葉は、大きな反響を呼びました。
でも葉梨さんが、「自分で自分を責めずに」いられるのは、形の上ではニートであっても、やっぱり“自分の足で立っている”からだと思うんです。

引きこもりであれニートであれ、親の庇護のもとにずっと続いている生活なんて楽しくなくて当たり前だし、僕たちは自分で自分を責めるしかなくなる。
自分のできる部分、やれる範囲でいいから、僕たちは自分の足で立ちたいし、そこに幸せな気持ちも生まれてくるのだと思う。

月額1万8000円を、それぞれが好きな方法でなんとか稼ぎ出し、それ以外は何も束縛されない葉梨さんや山奥ニートのメンバーの暮らし。


葉梨さん(石井あらたさん名義)の著書『「山奥ニート」やってます」』(光文社)には、「今の僕はかぎりなく自由、気を抜くと、ふわりと地面から浮かんでしまいそうなくらい」…なんて書かれていますが、

いや、葉梨さんは誰より、“地に足の着いた生き方”をしてるように僕には見えます。
  

葉梨さん、来年のニート祭り2021にも登場してくださることが決まっています。どうぞその“ニート的感性”を、みなさん堪能してください。          

(もつ)

第一回はこちら

“ニート的感性”な言葉たち (1) 引きこもったことは自分にとっては必要な時間だった


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執筆者 : 中本(もつ)

もつ

ニュースタート事務局スタッフ。ニート祭りの首謀者でもある。

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